ホットドッグ・デイ
今日はお休み。
朝のんびり起きてご飯を食べ、
家事をして、出かけて、
ドトールで買ったホットドッグを食べながら、
楽しいことを目指して歩いた。
そう、ぼくは、
正しいホットドッグを、したのだ。
楽しいこととは、遊ぶことだ。
あるいは、ひとと会うこと。
そして食べることだ。
でも、楽しいことに至る冒険には
エネルギーが要る。
その後の遊びにもエネルギーは必要で、
でも、大切なひととの食事にも
差し支えない程度の軽めのエネルギーが要る。
それが何ドッグかっていうと、
ホットドッグだ。
そして、まさにそんな用途で
ホットドッグを食べた。
その瞬間のぼくを定義づけるシチュエーションに、
最もハマったのを感じた。
ホットドッグがマスターピースった。
ああ、こういうことだったのか。
それは、思春期、
自我というものを初めて明確に意識した瞬間に
セカイの見え方が変わるように。
そのあと、珈琲研究会というイベントで、
皆で良い珈琲豆をドリップ合いっこしたり
パンケーキを焼いて食べたり、
そのあとは、クラフトビアホリデーなる
ごきげんなイベントで、
日本各地のエールを嗜んだり、
酔いどれてカラオケいって
歌えないヒップホップを歌ったりした。
気ままに過ごした一日だった。
今日みたいなフランクな一日を、
ホットドッグ・デイと名付けよう。