腕時計つけてる人がつけてるのは腕時計か

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あけましておめでとうございます!
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去年は腕時計を治しました。
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10年くらい前に買って、電池きれて、ガラス内部に曇りが出て、しばらく使ってなかったんですけど、時計屋さんで治してもらいました。
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時間みる分にはスマホで事足りるし、デスクワークの職場はパソコンのディスプレイ覗き込めば時間が知れ、腕時計は不要。
ですが、着けている同僚は居て、「家に忘れたときとかすごく落ち着かない」とのこと。
また、奥さんも腕時計つける人で、忘れて出勤した日は、遅刻しかけてでも取りに帰ったりする。
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腕時計を必要とする人への憧れで、ぼくは腕時計を治した。
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腕時計つけてると、アレですね、カッコ良いメカがすぐ見えるところでメカメカしてるのアガりますね。
中の機構見えるタイプでなくとも、文字盤の針の奥ゆかしい駆動だけで、男ゴコロをくすぐらせしめるのに充分だ。
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そして、意味。
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なんたる、この宇宙に時間という概念があり不可逆的に進み続けているという事実をミニマルに示す視覚的インスタレーションか!
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……という部分は、まあ、置いといて、ぼくはドウグフェチであり、ドウグをごく自然に使う所作・暮らし愛好家なので、その愛好の内情は、【憧れ】なので、自分もそのドウグを自然に使用する状態になりたいと思う。
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身に付ける理由は、まあ、人それぞれなのでしょうけど、チョイスにはある程度その人のロマンチック具合が反映されやしないか。
細くて宝石があしらわれたの、ゴツくてメタリックなの、防水防圧でタフなのとか。
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どれを選ぶのかは何を夢想するのか。
どんな自分になりたいか。
ということを示しはしないか。
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それはエレガントな淑女なのか、タフなガイなのか、洗練されたアーバンボーイか可愛いタケシタ・ギャルか。あるいはいつ船が転覆しても泳いで生存できるマーメイドか、急に宇宙船の船外整備ミッションを任されてもすぐ対応できるスペースエイジか、突如飛行機が激しいゲリラ戦が繰り広げられるジャングルに墜落してなりゆきで反乱軍に加わり複数チームによる同時襲撃ミッションに参加することになっても作戦時間を正確にキープし続けて作戦成功率を底上げするソルジャーか。
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街で職場で、腕時計してる人の腕時計見るたびに、そんなことを考えます。
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そんなこと考えて選んだ腕時計じゃないとしても、腕時計つけてる人は、ではなぜ自分はこの腕時計を選んだのだろう? と考えてみるのも、少なくとも1時間くらいは考えてみて文章におこしてみるのも、一興じゃないでしょうかちなみにぼくはクールだから選びましたカッコ良いでしょフゥーッ!
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#スカーゲン #skagen #腕時計 #日記

牛歩!友だちクエスト

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休み〜。
アンダー・ザ・冬空。
それはそれとして、あの、職場でいろんな人と関わるじゃないですかあ。
んで、とても魅力的な人も多い。尊敬できたり、おもしろかったり、オシャレだったり。でも、それは、ぼくが実際に仲良くなってわかったその人の性質じゃなくって、なんとなくみた感じの印象です。
本当はどんな人なのか知らない。ぼくから話しかけないからな!!!!
ぼくは人間で、数十年のあいだ生命活動してるわけですが、相手もそう。
相手の生命の歩みはどんなだったか。まったく違う人生だったろうな。でも今同じ職場にいるんだよな。すごい縁だ。仲良くなりたいものだな。
と、想いだけ募ります。
何しゃべっていいかわからん。
会話むじぃ!
会話ってむずくないですか?
話題、言葉選び、テンポ、途切らせない発想力、気遣い、楽しむこころ、滑舌、とかが要る。加えて言うなら、それら全部いちいち考えない気楽さも要る。
矛盾するふたつの要素を同時に認識し、使役せねばならんのか。
なんだろう、合気道とかの達人なのか。フツーに会話せし者たちは。
柔と剛を併せ持つのか。
まあ、それについてこないだ、同居人に意見をもとめたら、「とりあえず自分の話したら?」って。
相手から何か引き出そうとしないで、とりあえず自分勝手に話したら、と。
ほう!!
今度やってみます。
と、思ったのが何ヶ月前になるだろう。ときどき思い出したように実践して、いま友だちが0.2人くらい増えた気がします。
ちなみに1.0人でひとり友だち出来た判定です。
このクエストは、骨がある。

連勤明けのキャンディカタルシス

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今なんやかんやカウントすると8連勤目なのですが、明日は休みだ。業後のことや明日のことを考えると、心がぴょんぴょんしようとするわけですが、案外、きょうの仕事退勤してみると、プレーンな気分だったりするような気がする。

案外よくあるのではないか。あなた方。
学校の期末テストとかあった、勉強めっちゃしてて、ああーもうテスト終わったら絶対○○しよう!とか思うんだけど、いざテスト終わると案外何もしないという、あの、あれ!

しかし、連勤明けのカタルシスはあるわけで、では、そのピークはいつか。

連勤ラスト、出勤前の朝、来たるホリデーに思いを馳せて公園でハト眺めてる今か。
退勤後おうち帰って呑んでるときか風呂にてか。
明日のホリデーの朝起きて出勤しなくて良いと気づいたときか。
上記のいずれかのタイミングでどうぶつ達とキャンプしてるときか。

それはそのときにしかわからない。
そして、カタルシスのときはきっとくるし、どのときか事前にわかることに意味はない。意味はないけど知りたくなる。
夢を見てるときに夢と気付いたときのように、かたち無きエクストリーム状態を正面から認識したくなる。
認識して、全力で味わいたい。
味わって、例えばそのときに飲むコーヒーは、そのときだけの思い出のコーヒーとして、記憶に刻まれる気がする。
刻んで、蓄えて、記憶を「濃い贅沢 金のミルク」で満たしたい。
「濃い贅沢 金のミルク」めっちゃ美味しいアメです。いまなめてる「濃い贅沢 金のミルク」めっちゃ美味しいということが言いたいのでした。

ここで言うならず者というのはあくまでも例えなので本当にスジを通さぬ無粋ガイズという意味ではないのですがあの

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こう、仕事でなんか、新人3人の真ん中にぼくが陣取り、新人さんがわからないことがあったら即座に答えるみたいな役割をやった。
答えるってかホワイトボードにポイントを書いて指示するみたいな。
これがめちゃめちゃ面白い。三者三様の状況を並列処理するので、脳に、クる。
なんでしょうね、うまくやれてるときは、囲まれて次々斬りかかってくるならず者を、いなし、崩し、斬り伏せる、なんか、殺陣(たて)めいた痛快さがある。
しかし、だんだん疲れてきて、集中力きれてくると、こう、いなしたつもりが足がもつれていっしょに倒れこんだり、崩しからの払い斬りがキマったと思ったら技が浅くて、あれっとかやってる内に後ろから別のやつがもう斬りかかってきててあわわもう〜やめろやぁ〜とかなりつつ凌いでいく感じでばたばたする。
たぶん慣れてくると、襲いかかってくるならず者の急所や隙を一目で見抜き、攻撃を“置く”ような感覚で効率よく斬り伏せていけるのではないかと思うし、そういうふうな先輩もいる。
そこまでいくと、こう、あくまでもこの職場のみで、しかも一部の業務でのみ役立つニッチなスキルではあるけれども、ひとつの“境地”であることには変わりなく、自分や自分の人生の実績に“境地”がアンロックされるのは面白き気分になりますね。
現状としては、ホワイトボードに書くぼくの字がきたなすぎて、相手の新人さんが眉根を寄せがちなので、“境地”もくそもねぇ!

えっ? ああキミか……フフッてなった話

「喫茶 路地」さんでブラジル トミオフクダを飲りつつ、こう、なんか書こうと思いなんか書いてます。珈琲の香りの誘うままに。

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社交性ってありますか。

ある、と言える人は少ないでしょう。

人類みな人見知り。権謀術数の生存戦略をバトルすコロッセオが社会、人を見知らず生きてたら一瞬で塩の柱と化すでしょうから。

いや、あれです、あの、みなさん割と人見知りですよねーという話で。
このあと、なんか、だらだら書きますけど、要は、「えっ? ああキミか。……フフッ」ってなったってだけの話しなんですけど、ぼくもそうなのですが、人見知りなのですが、言っておくが、ぼくの人への見知りはそこらの人の人への見知りの比でないくらい人を見知りますよ。
思春期ごろからクラスの喋ったこと無い人や喋ったことあったり以前仲よかったけど久しく喋って無い人には喋りかけるのに相当なマインドセットを要し、マインドをセットし終えていざアクション(話しかける)実行を決意しても、今度は実際に実行することにまたマインドをセットる必要があり、言うてる間に終礼のチャイムが鳴ります。
そういう感じは、今もだ!
終礼のチャイムが終業の打刻に変わっただけ。
何が言いたいかというと、何か言いたいことがあって書いてるわけではないですけど、あの、まあ、こないだ職場で、「セトさん、こないだえらい遅くまで残業してましたね」と話しかけられたんですけど、相手は、いぜん新人研修的なやつでぼくが見てた後輩で、研修空けてからはほとんど話したことない人だったんですけど、なんか話しかけられた。
内容はまあ、仕事の話で「あー、そうそう。帰れると思ったら**の対応に発展して〜」「そうなんですね。僕もその日**で遅くなっちゃってて〜」とか他愛ない話しだったんですけど、ぼくなら、逆の立場の場合、話しかけないなーと思って、話したことある相手にはすべからくまた話しかけたいんですけど、上記マインドセット・イズ・大義状態に陥って話しかけないなーと思って、んでも、後輩は話しかけた。
これは凄いことだ。凄い嬉しい。ぼくなぞに話しかけるのに、人類みな人見知りなのに、後輩は多重マインドセットの手順を実施したのか。実施した上で話しかけたのか。実施するに足ると判断してくれたのか、ぼくに対して——というわけでは多分なく、多分その人はぼくよりかは社交的なのだと思った。社交性すげー。ぼくが相当な距離の助走を必要とするハードルを、タタンッと軽快に飛び越える。神龍に願い事するとしたら「社交性をおくれ!」だ。
ただまー、ワー(社交性)ワー(社交性)いうてますが、後輩も人見知りマックスのアカチャンから始まり、トライ&エラーを繰り返しながら、ぼくに話しかけるに至ったのであろうと思うので、まあ、思うので、ぼくも今からでもナンヤ&カンヤして社交の助走を短くしていきたいものですね。

 

まあ、なんかそういう、要は、話しかけられて嬉しかった話しでした。

帰省・気のせい・タイムスリップ

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平日帰省するとお昼過ぎはだいたい「ちちんぷいぷい」を見て過ごすことになりがちじゃないですかあ。
たむけんの「学校に行こっ」のコーナーで、現役高校生で演歌歌手デビューした生徒とかF1レーサー目指すカート乗りとか、そんな派手じゃなくても何かを目指す学生たちを見てると、30過ぎてぼくはずいぶん身動きが取れなくなったなあとか何かを目指すには遅いし目指してもそれに割く時間も体力も根気もないんだよなーとかそういうことをまあ別にあまり思わなくて、いーなーぼくもいろいろやってみたいなーっとなる。
子ども時代を過ごした実家だから無邪気にそう思うのかどうかはわからぬけど、無邪気にそう思う。
例えば高校って3年。大学で4年。いろいろ興味を広げたり、これと決めた何かを追求していったりする。
たぶんまだこれから7年は生きていくはずなので、まだ何者にもなれていなくてもまだ何者にでもなれる。何でも挑戦できる。

それとは別に実家のまわりには、長く続いてる店とかの景色が沢山ある。あの店子どものころからずっとあるな!という店。
そういうの見ると、いろんなことに挑戦するのも良いけど、ひとつのことを何年も飽きずに続けていくのも良いなあと思う。

漠然としてるな!
まあ、こたつでふにゃふにゃしたのでこんなもんか。

(写真は、実家の犬っぽいものと地元の駅です。)

手帳クエスト〜あふるる物欲と恋の闖入者〜

来年の手帳をどうしよう?
手帳、悩みますか? アナタ。
いやー、まあ、スケジュールが書ければ何でもいいわけである。
カレンダーとメモが有れば。でも、悩む。
そらまー用途の決まった道具とはいえ、そらーカワイイのやオシャレなのやシヴいのが良い。
と、思って、我が琴線のうち良い文具からの刺激でのみ振動する弦に耳を澄ませるのですが、この世の手帳が全て集まる黄色い桃源郷(ロフト)とか行くと、琴線が鳴ってしゃーないです。
どれもこれもカワイイ。オシャレ。シヴい。無論使いやすそうだ。
決められないので、ぼくなりの用途や持ち歩くシチュエーションとかでフィルタリングかけてみても、全然絞れない。
そうして1ヶ月が経ち、選択肢が吟味で磨耗して、どれが何で良いと思ったのかわからなくなってきます。なのに、物欲だけかは膨れ上がり、ハードルは青天井に高くなる。
選択肢をリセットとして、別の目線で選びなおすんですが、新たに気になったあの子に対してしかし過去の初恋の相手の面影が浮かんでああ結局ぼくはあの子のことがまだ好きなのではないかこの気持ちに嘘をついて敢えて別の子を選ぶ意味とは何かいやいやだからそこに立ち戻ってしまうとまた堂々巡りになるから過去は無いものとして考えないとキリがなくなるではないかと理屈ではわかるけどそんな人生楽しいか生きたって言えるかゾンビかお前はとかはさすがに言い過ぎで良いじゃないか今気になる子がホットじゃないか時間は不可逆で現在だけが確かだしその現在のぼくがホットなフィーリングを覚えることこそが真実として揺るぎなく良しもう悩まない今を生きてるぼくは今を生きると決めたので過去はうっちゃって今ぼくの琴線をゆらすキミに決めようかなどうしようかな初恋のあの子は今ごろどうしてるかな元気して——といったところで突如現れた転校生にズキュンとやられ告白(レジで支払い)したその相手がコチラ!

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