フレデリックの新譜が出るぞ!という脳内祭り
好きなバンドの新譜が出る。
好きなバンドの新譜が出るのである。
その状態。事態。未来の明るさ。脳が開く感じ。イヤホンから奏でる音楽が通勤時間に色を与える日々。
新譜を出すってことは新譜を引っさげてライブがあるぞ。というかもうチケットは取ってある。
ワクワクする。胸が。鼓膜が。脚が。
えー、まあ、好きなんですよね。フレデリック。
明日でる。新譜。
「飄々とエモーション」。
もともとはラジオから流れて知った。
そのときは意識してなかったのに、仕事中突如、脳裏にフレデリックのメロディが去来し離れなくなった。
アルバム「オドループ」を入手して聴き込んだ。
ループする歌詞、中毒性の高いメロディ(多分、脳と身体が気持ちよくなることにめちゃくちゃ注力された音作りしている)ループする歌詞に気がついたら一日中、
“パイプの中からケムリがもくもく”
だった。
パ・イ・プ
ケ・ム・リ
パ・イ・プ
ケ・ム・リ
だった。
YouTubeにもライブ音源多数です。
なんつーか、オシャレなバンドである。
メンバーもみんなカッコいい。ライブ行ったら若い女子多い(あんがい老若男女いるが)。
ベースと作曲担当の三原康司さんは昭和の歌謡曲や70〜80年代ディスコミュージックに造詣が深く、その音はキャッチー。
なのだけど、ぼくが好きなのは取っ付きやすい面ではなく、獰猛に脳に寄生してくるところ。
イヤホンつけられなくっても仕事中でも、イヤホンから脳に寄生した悪魔がときどき袖を引っ張って心躍らせる。
音楽ってステキだなと思った。
CD買ったり音楽好きな人の気持ちを知るきっかけになった。
ボーカル三原健司さんの歌はとても聴き取りやすくって歌詞が良く耳に入ってくるのだけど、言葉遊びが過ぎるのかセンスが独特なのか、聴こえた上で???となるのも、良い。
言葉の可能性、エモい。
意味がわからんけど、意味が無いわけじゃないのも伝わるので、ふわっとしてて何度も聴ける。
そして、明日はそんなフレデリックの曲が4曲増える。また生活に色がつく。