カバンをめちゃめちゃよく考えて買うクエスト iii

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バックパックは背負う、という設計上、
だいたい容量が大きい。
見栄えとしても背中の面積に対して
ある程度の大きさがないと、
身長がでかすぎる小学生の
ランドセルみたいなことになる。

 

通勤で、化粧ポーチくらいの
目を疑うほど小さいリュックを背負うひとを
見たことあるけど、
黒のレザー製だったということもあって、
でかい虫がとまってるみたいだった。
きっと奇抜なかんじを狙った
デザインなのだろうけど、
かなり上級者向けな気がする。

 

体格とサイズの関係は考えたほうが良いのでは、

ということだ。

ともあれ、基本バックパックはおおきい。
しかし、通勤とか普段使いで
その容量をフル活用するほど
モノを入れるかというとそんなことない。
ぼくはむしろ、
モノを厳選して選ぶことも好きなので、
なんでも入れられるほどのキャパは
ちょっと粋じゃない感じがするのだ。
かといって、
必要最小限のものだけ入る大きさだと、
《発育の良い小学生が背負うランドセル》という
インシデントが起こる。

状況を整理しよう。

 

・バックパックが欲しい。
・ものは多く持たない。
・ぼくは身長も肩幅もやや大きめ。

 

これらの条件をクリアするには。

 

例えば、休日の日帰り旅行などに
用途に絞る。

普段使いにしようとするから、
そんなに荷物入れることねえよ
となるわけなので、
どうしてもバックパックが良いなら、
荷物をたくさん入れる必要のある用途専用
ということにしてしまえば良い。

これでまあ解決です。

 

というわけにはいかない。

新しいグッズを入手したら、
毎日四六時中いっしょに居たいに
決まってるではないか!!

 

と、考えると、
もしかすると、そもそもバックパックという
チョイスが初っ端から間違ってるのかもしれない。

 

この、
最高のカバンを求める旅は、
カバンの種類を考え直すことで、
終端を定めることができるのではないか。

 

荷物が少ないなら、
ショルダーや大きめのボディバッグ。
長く使い込み仲良くなり
関係が深まる過程を楽しみたいなら、
なめしたレザーのトートとかも良いかもしれない。

 

そもそも何故バックパックか。
ぼくはバックパックの何にこだわっているのか。

 

ひと目惚れしたカバンが
たまたまバックパックだったんだよ!!


つづく。