言いたくなるじゃないですか

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心理テスト:

 

友人の えっちゃんと共謀して、

友人のともくんの殺害を企て、

えっちゃんのアパートの部屋にともくんを呼び、

あなたはえっちゃんとふたりで

ともくんをうまいこと穏便にころそうとしたが

失敗して、部屋からにげられてしまう。

ともくんに恨みを持つのはえっちゃんであり

あなたではないので、

企てが未遂でおわったことにあなたは

内心ほっとするが、しかし――

 

えっちゃんは突如、部屋を飛び出し、

逃げようとしていたともくんを

手にした鈍器で背後から殴りつけた。

部屋に残ったあなたは、

えっちゃんの決断的、衝動的な行動に驚き、

そして、迷う。

このままえっちゃんを閉めだして警察を呼ぶか、

このまま共謀を続けるか。

(自分は手を下してはいない。

 警察を呼べば、

 罪を逃れられるのではないか。

 そして、やはりそれが人の道として

 正しいのではないか)

(いや、まて、

 一度は共謀に乗ったではないか。

 えっちゃんは大切な友人ではないか。

 この状況をいっしょに打開すべきではないか)

あなたは考える。

 

さて、あなたは、どうしますか?

 

――――

 

心理テスト、とか言いつつ、

さっきぼくが見た夢の話なのですが、

ぼくは後者を選んだ。

理由は、

「えっちゃんに裏切り者として恨まれるのが怖いから。」

綿密に計画のもと殺害するはずが失敗したのに、

諦めずに、

ひと目につくし証拠も残りまくるであろう、

アパートの廊下でともくんに殴りかかった

えっちゃんの暴走に、

あとの人生、このひとに恨まれたくない、

と思ったのでした。

もう一方の、閉めだして、その隙に

「あのひと、ひとごろしです!」

と警察に言う、というのは、

罪を憎む、正義感由来の選択肢ですが、

そもそも、

ふたりで一緒に自首するという選択肢が

なかったことこそが、

ぼくの人間性なのか。

いや、現実にはやっぱり、

その後の人生を大きく変えてしまう、

犯罪実行の告白というのは、

正義感だけで簡単に選べるものじゃないか。

部屋にもどってきたえっちゃんを

待ち伏せして殺害し、逃げる、

という発想のひとは、

ちょっとこわいっす。

逃げおおせたら、犯人を知る者は

だれもいないということになるけど、

完遂の可能性はかなり低いので、

打算的にそんなことやっちゃえるひと

ということになるし。

凶暴なのでは!

 

ブログを新しく開設して初っ端のエントリが

こんな殺伐とした内容でアレですが、

何が言いたいかというと、

こんなエキサイティングな夢みたよ、ヘヘイ!

ということだ。

言いたくなるじゃないですか、そういうの。

あと、激流を遡上する川ワニを推進力に

超小型ボートで川を渡る夢もみました。

これ楽しかった。

んでは、グッド・ドリーム!