ホットドッグ・デイ

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今日はお休み。

朝のんびり起きてご飯を食べ、

家事をして、出かけて、

ドトールで買ったホットドッグを食べながら、

楽しいことを目指して歩いた。

 

そう、ぼくは、

正しいホットドッグを、したのだ。

 

楽しいこととは、遊ぶことだ。

あるいは、ひとと会うこと。

そして食べることだ。

でも、楽しいことに至る冒険には

エネルギーが要る。

その後の遊びにもエネルギーは必要で、

でも、大切なひととの食事にも

差し支えない程度の軽めのエネルギーが要る。

それが何ドッグかっていうと、

ホットドッグだ。

そして、まさにそんな用途で

ホットドッグを食べた。

 

その瞬間のぼくを定義づけるシチュエーションに、

最もハマったのを感じた。

ホットドッグがマスターピースった。

 

ああ、こういうことだったのか。

それは、思春期、

自我というものを初めて明確に意識した瞬間に

セカイの見え方が変わるように。

 

そのあと、珈琲研究会というイベントで、

皆で良い珈琲豆をドリップ合いっこしたり

パンケーキを焼いて食べたり、

そのあとは、クラフトビアホリデーなる

ごきげんなイベントで、

日本各地のエールを嗜んだり、

酔いどれてカラオケいって

歌えないヒップホップを歌ったりした。

 

気ままに過ごした一日だった。

今日みたいなフランクな一日を、

ホットドッグ・デイと名付けよう。

マイペースはカワイイ

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ハナ金なので、こんな感じです。

With まんが「湯神くんには友達がいない」。

極・マイペース男子。

腹たつけど、自由でいいなぁと思うけど

腹たつなぁ。

和を尊ばない生き方とは。

自分が正しいと信じる方向に

強い信念を持って進み続ける意志が必要だ。

ときに迷惑なのかもだけど、

あこがれもする。

誰しも、やりたいようにやりたいこともあるのだ。

でも、ひとの意見も聞き逃せない。

ねこの似姿は、最近かなり愛でてるので、

あと20年ほどで、魂が実装されると思う。

他人からどうみえていようと、

自分の世界は自分の頭の中にしかないので、

イメージは実態となる。

この、ひげまんじゅう様は何かを

想うようになるし、

マイペースもなんだか知らない間に

皆のマーチになる。

つまり、カワイイは素晴らしいということ。

ウィスキー飲みながら書くとこうなります。

脈絡がブレンデッド!

だいぶんうとうとしたままですが、

アップロードだ!

おやすみなさい。

経たエイジ

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最近忙しかった仕事が、少し落ち着いてきた。
天気よかったからだろうか。

お客様サポート窓口には、

ほがらかな気持ちの人は用がないはず。

 

気がついたら32歳です。ひとつ歳を重ねました。
次に気がついたら、64歳でしょうか。
経年変化だいすき。
お気に入りのカバンはどんな味を醸してるだろう。
ぼくやあなたからは、

どんなコクがにじみでるのでしょうか。

 

写真のねこの似姿は、

種族をひげまんじゅうと言うそうです。

ぽんと触ると鈴がなります。

鈴の音のように軽やかな、

64歳になりたいですね。


寝ます。

カバンをめちゃめちゃよく考えて買うクエスト iv

www.instagram.com

 

カバンというのは、

ものを容れて運ぶためのもの、というには、

あまりにも、こう、魅力的だ。

 

いや、まあ、単にいま、

カバンが欲しいってだけなのですけど、

ものが欲しいというのはえらいことです。

 

ほとんど恋である。

 

仕事おわりに、

気になるあのコがいる店に、

ただ会いにだけ赴いたり、

ネットで調べりゃ姿も見られるので、

仕事の合間、日々の間隙にうっとり眺めたり、

そのコが自分のもとに来たら、どんなに心躍るか、

一緒にどこに遊びにいこうか、想像してわくわくしたりする。

考え過ぎて耐えきれなくなり、

親しいひとにそのコの魅力を語ったり、

いっしょにその店にいって

「ほらあのコなんだけどさ」

とか言うと連れが、

「あーたしかにカワイイかも」とか認めてくれると、

「だよなー、そうなんだよ」となり、

「…………」と呆れまじりの目線とともに

「告白すれば?」と言われて、

あ、ここでは「買う」という意味なんですけど、

まあそう言われて、でも、

「いやあ、まだ自分の気持ちがわからなくて、

 もしかしたら一時の気の迷いかもしれないし」

と返すと、

「いやもう、もどかしいな!

 先月からずっとそのコの話してるじゃねーかもう好きじゃねーか!」

とか言われても、

「今日が日がわるいぜ」と引き返して、

「こいつうぜえ」となじられたり、

という、そんな日々を送りつつ、

あのコを遠くから想う生活がだんだん楽しくなってきた折りに、

連れに、「早くしないと他の誰かのところに行っちまうよ」

と言われてハッとして、

決意ととものカワイイあのコの居る場所に向かうとき

どうしようもなく上がる心拍数に

学生時代の初恋の思い出がフラッシュバックしたりしつつ

また会ったそのコはやはり魅力的で、

どきどきしながら会話(試着)をしたりして、

良い感じになったので告白(お会計)して、

オッケーもらえて(持ち合わせが足りて)

ようやく今ぼくの背中に居るのが

冒頭に引用した写真のバックパック、

『Kletterwerks』の”Kletter DAY”です。

 

色は赤色。

一番キケンさを感じたことが決め手でした。

 

それからのお出かけ、楽しい。

カワイイあのコと、今はいっしょに出掛けられる

ということが目的になっている。

 

だいぶん、きもちのわるい文章になりましたが、

まだ続きます。

ドウグという相棒は、

一緒にいろんな経験を重ねて初めて、

そいつがどういうやつかわかってくると思うのだ。

 

https://www.instagram.com/p/BJ5t-WzDjkN/

帰省しがてら親のやってる居酒屋にいったら、忙しくて急きょ手伝うことに。雑然としたバックヤードに無造作に置いたクレッターワークスが良い顔してる。(入手したばかりで、可愛いのです).#kletterwerks #クレッターワークス #バックパック

カバンをめちゃめちゃよく考えて買うクエスト iii

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バックパックは背負う、という設計上、
だいたい容量が大きい。
見栄えとしても背中の面積に対して
ある程度の大きさがないと、
身長がでかすぎる小学生の
ランドセルみたいなことになる。

 

通勤で、化粧ポーチくらいの
目を疑うほど小さいリュックを背負うひとを
見たことあるけど、
黒のレザー製だったということもあって、
でかい虫がとまってるみたいだった。
きっと奇抜なかんじを狙った
デザインなのだろうけど、
かなり上級者向けな気がする。

 

体格とサイズの関係は考えたほうが良いのでは、

ということだ。

ともあれ、基本バックパックはおおきい。
しかし、通勤とか普段使いで
その容量をフル活用するほど
モノを入れるかというとそんなことない。
ぼくはむしろ、
モノを厳選して選ぶことも好きなので、
なんでも入れられるほどのキャパは
ちょっと粋じゃない感じがするのだ。
かといって、
必要最小限のものだけ入る大きさだと、
《発育の良い小学生が背負うランドセル》という
インシデントが起こる。

状況を整理しよう。

 

・バックパックが欲しい。
・ものは多く持たない。
・ぼくは身長も肩幅もやや大きめ。

 

これらの条件をクリアするには。

 

例えば、休日の日帰り旅行などに
用途に絞る。

普段使いにしようとするから、
そんなに荷物入れることねえよ
となるわけなので、
どうしてもバックパックが良いなら、
荷物をたくさん入れる必要のある用途専用
ということにしてしまえば良い。

これでまあ解決です。

 

というわけにはいかない。

新しいグッズを入手したら、
毎日四六時中いっしょに居たいに
決まってるではないか!!

 

と、考えると、
もしかすると、そもそもバックパックという
チョイスが初っ端から間違ってるのかもしれない。

 

この、
最高のカバンを求める旅は、
カバンの種類を考え直すことで、
終端を定めることができるのではないか。

 

荷物が少ないなら、
ショルダーや大きめのボディバッグ。
長く使い込み仲良くなり
関係が深まる過程を楽しみたいなら、
なめしたレザーのトートとかも良いかもしれない。

 

そもそも何故バックパックか。
ぼくはバックパックの何にこだわっているのか。

 

ひと目惚れしたカバンが
たまたまバックパックだったんだよ!!


つづく。

カバンをめちゃめちゃよく考えて買うクエスト ii

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カバンというドウグは、

ドウグであり、身につけるファッションアイテムでもあるため、

それを身につけることで起こるエフェクトも大切だ。

 

エフェクトというのは、

それを身につけることで起こる

「おっ、なんかかっこいい!」とか、

「むむ……カワイイが増すな…!」とかです。

 

◇◆ 女子とバックパック ◆◇

 

女子とバックパック、です。

こないだお盆に帰省するとき、

電車でみかけた女のひと。

白いワンピースに女優ナイズなつばひろ帽の

美人さんがいたのですが、

小ぶりの籠バッグと共に、

武骨なネイビーのバックパックを背負っていた。

おそらく数日間の帰省で荷物がおおいため、

バックパックを持ち出したのだろうけど、

コーディネートとは外れている。

でも、似合っているのだ。

 

ファッション的に似合っているというよりも、

そのひとに似合っていた。

 

これからひさびさひ帰省する、という気分に、

あるいは、ちいさな旅をするという冒険心に、

似合っていた。

 

というへりくつはさておいて、

すらりとした女性と、武骨なバックパックの

ギャップ良いよねということだ。

 

でも、上記のへりくつのような理由かなんかで、

単なるギャップだけではない要因で、良い。

 なんの話だ。

決してぼくのフェチシズムの話ではないです。

たぶん……。

 

えーと、バックパックを身につけることに関して、

女性の方が冒頭に述べた

エフェクトが大きくて羨ましいな。

という話です。

男でも、悩んで新たな装備を得るなら、

どうせなら意外性が欲しい。

女性がバックパックを持つ際の意外性を

解析できれば、

うまくそのエフェクトを起こせるのじゃないか。

 

参考として、

『女子とバックパック』に対する、

『男子と○○』はなんだろう。

と、知り合いの女性に訊いてみたりすると、

「『男子と花』では?」という意見がでた。

なるほど、しっくり来るような気がする。

…………花柄のバックパックか。

 

『グレゴリー』社の製品で

そういうシリーズあるな。

https://instagram.com/p/BG9GL4mL2nr/

 

検討の結果、

ムリに寄せていくのはなんか違うな……

という結論に達したのだった。

 

なんか似合ってるな、かっこいいな、

というときはいつだって、

それをそのひとが自然体に身につけてるからだ。

 

それを求めよう。

 

電車で見かけたバックパックを背負う女性から、

「自分が自分でいられるものを選ぶ」

という答えを得たのだった。

 

とまとめるとキレイな気がしますが、

本当はフェチシズムの話ですごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

カバンをめちゃめちゃよく考えて買うクエスト i

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カバンが欲しいという状態は、

何なんだろう。

ものを入れて運ぶ袋が欲しいという、

この感情は。

 

それは、

ファッションアイテムとして欲しいのか、

ドウグとして欲しいのか、

相棒として欲しいのか、

恋人として欲しいのか、

人心の樹海をサヴァイヴする

マチェーテとして欲しいのか、

コンクリート有機ELの迷宮を踏破せしめる

ブーツとして欲しいのか、

遺伝子を運ぶ肉の船たる宿業への

逆風のひと太刀として欲しいのか、

踏み荒らされた雑草めいて虐げられる

弱者の胸の裡に秘匿された

ただ一度立ち上がるための

ひと掬いのガソリンとして欲しいのか、

おでかけ時のテンションをアゲる

《カゝゎレヽレヽ》として欲しいのか。

 

あるいはその全てか。

 

要するに、欲しい、カバン。

ざっくり使えて

どこにでも連れていける、

わくわくするようなデイパックが良い。

 

   ◆

 

というわけで、

物欲勃興道中記・バックパック篇

みたいなものを書きつけていきます。

というか、

あーだこーだ思ったうにうにを

ザツに記します。

この《バックパック欲しい》という名の

フェアリーがいざなうクエストを

たのしむのが我が人生の今よ。

 

   ◆

 

まずクエストを進めるにあたって、

自分の属性やタイプを知っておかねばならぬ。

同じ《バックパック欲しい》のフェアリー持ちでも、

では、どういうルートが適切かというのは

ちがってくるはずだ。

なので《バックパック欲しい》を網膜に

エンチャントした状態で、雑誌をみたり

店でウィンドウショッピングしたり

市井のひとびとの装いを観察したりし、

それに対して、

自分の内奥に棲む物欲が

どのような波形で振動するのかを観測する。

 

それを溜めていって、

集積したログを確認することで

「ああ、ぼくはこういうのが欲しいのか」

を知り、それを標(しるべ)とするのだ。

なんかめんどくさいですか。そうですか。

 

   ◆

 

で、

まず行きあたったのが、

『Kletterwerks(クレッターワークス)』。

以下、同社「instagram」エントリからの引用です。

 

www.instagram.com

www.instagram.com

www.instagram.com

http://kletterwerks.com/slide/kletter-flip/kletter-flip-2/

 

『Kletterwerks』は、

デイナ・グリーソンが1975年に立ち上げたアメリカのブランド。

最高のバッグを作る為に厳選された最良のマテリアルが使われ、

デイナ氏の経験豊富な知識と技術が詰まった本物を作り続けるブランド。

 だそうです。 

大阪では梅田の「e-ma」ビルと

同じく梅田の「ALBi」に入っている

『A&F』に多く取扱がありました。

 

で、実物みた感じと、スタッフさんに話しを伺った感じだと、

ハンドメイドと、メイド・イン・USAにこだわった、

妥協なき逸品。

パーツにプラスティックが使われていないのも

なんか良いです。

古くからある金型をつかっていたり、

そのへんにも妥協はない様子。

背負い心地もよく、疲れにくそう。

この記事かくのに、instagramを拝見しましたが、

写真のセンスもイカす。

 

あれです。

カバンに何を求めるかというと、

物語と必然性と、一緒に時を刻んでくれる相棒さとかです。

なので素材もそういうものが良く

その点で、Kletterwerks製品は具合が良い。

 

わりと伝統あるメーカーであり、

頑丈な素材が選ばれているため

破損せず静かに時をその身に刻むことができ、

シンプルがゆえに、ある程度カスタムすることもできる。

(ベルトにミニポーチを取りつけたり)

 

……とかいう特徴なんて

だいたいどのブランドの製品も備えているので、

まあ、単純に、顔が好きです。Kletterwerks。

 

   ◆

 

 男性特有なのかぼくの性癖なのか、

ひとつのドウグを選ぶとき、

もうこれだけを一生あらゆるシチュエーションで

使い倒すつもりで選ぶので、

いつもめちゃめちゃ悩む。

 

ショップで見た新品の姿や

試着した感じだけでなく、

所有したあとの経年変化具合と、

それを使うことで変わる

それを使っているときの自分の所作までイメージして、

「うむ、しっくり来そうだぞ」とか、

「なんかワクワクがあるぞ」とか思えたら、

そのドウグと生涯の友だちになれそうな気がする。

 

そう思えるやつに出会えたら、

そいつとこれからもずっと遊べるとしたら、

そんな楽しいことはない。

 

ああ、ぼくは友だちが欲しいのかもしれない。

ぼくは友だち少ないからな!

 

   ◆

 

良い感じにかなしくなったところで、

今回はこのへんで。

きっとこのクエストは

まだまだ続きます。